1897概要

 1897は群馬県と埼玉県北西部を中心とした、北関東を舞台とした鉄道ゲームです。
 現在、北関東地方では、モータリゼーションの発達により、お世辞にも鉄道が発達しているとは言えません。JRの他には、東武、西武の大手私鉄2社、上毛電鉄、上信電鉄、秩父鉄道といった地方民鉄が単線で細々と地域の足を支えています。国鉄では、足尾線の採算が取れないことから、廃線を予定していたのですが、かろうじて第三セクターで生き残りました。東京電灯は県央の路線を東武に譲渡し、その東武も早々と廃線を決めてしまいました。
 ということで、このゲームでの第一のテーマは、「東京電灯の存続」です。路線的には、高崎−渋川、渋川−前橋、渋川−伊香保ですから、残っていたらかなり面白い路線になったのではと考えられるからです。
 第2のテーマは、観光列車です。日光や箱根、伊豆半島のように、鉄道会社による観光地開発が今ひとつ群馬では目立ちませんが、これが行われるのを見てみたいというのが私の希望です。特急両毛号や特急草津号が、小田急ロマンスカーやスペーシアのような活躍をしてもらいたいものです。
 他にもいくつかありますが、随時追加していきたいと思います。

プレイ時間:4〜5時間
プレイヤー人数:3〜5人

登場会社

主な都市のタイル

マップ

1897Large概要

 1897Large(1897大)は群馬県、埼玉県、栃木県、茨城といった北関東を舞台とした鉄道ゲームです。
 1897大のテーマは合併です。1897での東京電灯の路線が東武鉄道に譲渡されたように、経営困難になった会社が全面的に譲渡されたり、陸上交通規制法により地区ブロックごとに合併したりしたことは、歴史上よく知られています。自らの資産を守ったり増やしたりするために、時には積極的に合併を狙い、ときには独立を守るために合併を嫌ったり、より多角的な経営を可能となるようにデザインしました。
 この他、ゲーム的には、1897より大きいマップ、登場数の多い会社により、より自由度の高いプレイが楽しめます。

プレイ時間:6〜8時間
プレイヤー人数:3〜6人

マップ

会社

1897Medium概要

 1897Medium(1897中)は群馬県、栃木県(以上両毛地方)、埼玉といった北関東を舞台とした鉄道ゲームです。1897大から茨城を除いた部分からなります。
 ルールとコンセプトは1897大と変わりません。マップをコンパクトにしたため、1897大よりプレイ中の目標を立てやすいのがポイントです。

プレイ時間:6〜8時間
プレイヤー人数:3〜6人

マップ

会社

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